皆さん、こんにちは。

 

すっかり秋も深まりました、と申し上げたいところですが。。。

秋と言えば、私は金木犀が大好きです。金木犀の甘くて優雅な香りを、いつも足を止めて楽しんでいます。しかしながら、今年はまだそんな機会に恵まれていません。あちこち歩いていますし、金木犀を見かけるのもたびたびですが、なんて芳しい!!と心から満足できるほどの香りを感じないのは私だけでしょうか。加齢のせいでにおいの感度が悪くなったか、はたまた頑丈なマスクをしているからか。。。ですね。

 

さて、2022年10月16日(日)は、私の人生にとってきっと一生忘れないであろう大切な日となりました。長く生きてきましたので、私には公私ともに大切な日がたくさんありますが、中でも次の2つにはやはり大きな思い入れがあります。

 

1月21日

2003年

 

さあ、クイズです。それぞれが私にとっての何を意味するのか、お分かりでしょうか?? きっと何のことやらと思う方が殆どだと思いますが、1月21日は今の私の原点ともいえる日です。西暦は隠しておきましょう。では2003年とは何か。それは私が小さいながらも自分で会社を立ち上げた年です。紆余曲折いろんなことがありましたが、よくぞここまで生きてきた、と感慨深く思うこともしばしばあります。そんな私にとって思い入れのある日が、2022年10月16日(日)にもう一つ増えたということです。さて、2つ目のクイズです。何の日でしょうか??

 

もちろんこれも何のことやら、と思う方が大多数だと思いますが、昨今の私のHPをご覧の方であればもうお分かりですよね、と思いたいです(苦笑)。 そう、「坪田まり子の大人の寺子屋2022」の記念すべき第一回目でした。

 

おかげさまで参加者にも恵まれ、無事に開講することができました。心からありがたく嬉しく思っております。参加できなかった方からも、「オンライン講座の開設おめでとうございます」などの御祝のお言葉をたくさんいただきました。それだけでも私は幸せ者だと思います。本当にありがとうございました。

 

実は、開講に至るまでに私なりに感じたことがあります。オンライン講座は対面講座よりも敷居が高いと感じる人がたくさんいらっしゃるということです。仕事で頻繁にオンラインを使っている人だけが当たり前に感じているということ。思い起こせば2020年、大学の授業で一斉にオンライン授業が取り入れられたとき、私たち教員も頭が真っ白になりました。若い先生方はすぐに覚えられたとしても、操作に不慣れな人たちが圧倒的に多く、私もその一人でした。なかなか導入できずに悪戦苦闘をした日々を懐かしく思い出しました。環境が整わず、カラオケボックスで授業をしていると教えてくださった先生方もいました。「結構、お勧めですよ」と笑って教えてもらったことも多々あります。そんなこと、あんなことを思い出しました。

 

私なりに思うことがあって、今回の大人の寺子屋の内容をビジネスライクなものにしませんでした。それが正解だった、と10月16日の講座が終わってからつくづく思いました。なぜビジネスライクな内容にしなかったかと言えば、ビジネス上で使うテクニックを磨く講座はよそ様にたくさんあるからです。私もそれを教えることはできますが、今回、“大人の寺子屋”として開講したのはむしろ「いつかきっと会える」と誰もが願う気持ちを「こうすればいつでも会える」に切り替えたくてオンライン講座を開設したからです。もっと言えば、歳をとると誰もが孤独を感じることがあります。友達には会えなくても、そこに自分が“いれば”、誰かの声が聞こえる、自分が話す相手がいる、誰かと双方向で話ができることがどれだけ嬉しいことかを感じあいたいと考えたからです。今回ご参加くださった方の中には、「大人の手習いを初めてしました」とzoomに初チャレンジをしてくださったからも少なからずいらっしゃいました。オンラインが出来ることが当たり前ではない人を含め、ともに楽しい双方向の会話ができた、画面を通してみんなで笑い合えた10月16日(日)を一生忘れることはないと確信しました。本当にありがとうございました。

 

私は、自分のことを変な人間だと思っています。それは「またね」という言葉に抵抗があるからです。若かりし頃のことがずっとトラウマになっているのだと思います。相手に「じゃあまた」と言われたことを、私は信じて何年も待ち続けたことがあります。あれから何十年も経ちましたが、その「また」は、今だ実現出来ていません。きっとその人にとって、体の良い別れ言葉だったのだと思います。そんなことをトラウマにしている私は、今でも「またね」と、自分自身が快く言えません。もっと言えば、人から「ではまた」と言われたときも胸がズキッとすることがあります。仕事柄いろんなところで講演や研修をしていますし、学生たちの授業も前期や後期の授業が終われば締めくくりの言葉として、「ではまたいつかお会いしましょう」ということはありますが、社交辞令でしかないと自分自身が感じるときは、その言葉を使った自分自身が嫌になってしまいます。研修も講演もうまくいったのに、自分の最後の言葉が「白々しくなかったか、本気で言ったか?」と振り返ることもしばしばです。こんな私ですから、この言葉を使う大多数の場面では、どの会場でもどの教室でも本気で、心から、「“絶対に”会いましょう」という気持ちで実は使っています(笑)。これまでのこのHPでも締めくくりの言葉の中に、「またお会いしましょう」と書くこともあったはず。それは私にとって美辞麗句でも社交辞令でもありませんよ。絶対に会いましょう!!という強い気持ちが込められています。だからこそ、私にとっての再会は、人が感じる以上に、心が震えるほど嬉しいのだと思います、私って変な人間ですよね、ホント(苦笑)。

 

さて、話を元に戻しましょう。 2022年10月16日(日)が私にとって絶対に忘れない思い出の日になったと言えるのは、私と参加者の皆様が「またね」を“実現できた”夢のような時間だったからでもあります。本当にありがとうございました。

 

この講座は年内に後半講座を実施したあと、年明けにもう一度だけ、前半・後半と2回に分けて実施する予定です。いつまで続けられるか分かりませんが、そこまでは頑張ってやり切ろうと考えています。ただ、前記したように今回、お申し込みをいただく過程の中で、参加したいけれど敷居が高いと感じていらっしゃる方々のお声を少なからず知ってしまった今、私は年内に、もう一つのことを考えています。オンラインクリスマス会として、コミュニケーションを“楽しみませんか”。単発講座として、もちろん実施は今年の12月です。 これからご案内する内容を考えていきます。完成次第、HPにアップしますので楽しみにしていてくださいませ。

 

今日もこれから講義に向かいます。キャンパスには間違いなく大きな金木犀があり、その場所は必ず通る場所です。今日は、絶対に金木犀の前でマスクを外して思いっきり香りを嗅いでみます。吸い込みすぎて、花粉症が悪化しないことに気を付けながら!!

 

皆さん、どうぞしっかりと秋をご堪能くださいね。

 

坪田まり子

>>坪田まり子HPのTOPへ